- Biography |C.V. - Japanese
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荒木優光(あらき まさみつ)
アーティスト。1981年生まれ。京都拠点。
音にまつわる体験や場の環境、フィールドワークを起点に、ドキュメントとフィクションを織り交ぜた独自の音場空間を構築する。音の存在そのものを問うようなインスタレーションやシアターピースのほか、コンサート作品やツアー作品も手がける。近年の展覧会に「ダンスしないか?」(長野県立美術館アートラボ、2022)、「そよ風のような、出会い」(gallery αM、2022)、「わたしとゾンビ」(京都市京セラ美術館ザ・トライアングル、2020)など。近年のコンサート作品やシアターピースに「サウンドトラックフォーミッドナイト屯」(比叡山山頂、KYOTOEXPERIMENT 2021 AUTUMN、2021)、「パブリックアドレス 音場」(ブリュッセル、Kunstenfestivaldesarts、2021)などがある。2023年度セゾン文化財団セゾン・フェローⅠ。また、サウンドデザイナーとしてのコラボレーションも多く、アーティストコレクティヴARCHIVES PAY、音楽グループNEW MANUKEのメンバーとしても活動。
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荒木は実験的な映像やパフォーマンス、ドキュメンタリーや演劇を大学で学び、現在も精力的に実験的な作品や音楽を作り続けています。卒業後、荒木は既存の文脈にそって音楽や作品を作ることを辞め、2009年より劇場で音を聴く作品を作り始めます。空間を伴ったラジオドラマのような作品から始まり、そこから徐々にインタビュー音声やフィールドレコーディングを素材としてタイムベースドで構築する作風になりました。2013年には全盲の人へのインタビュー音声をマルチトラックに録音した音声データでシアターピースを創作します。近年は物語やエピソードなどのフィクション要素も取り入れたシアターピースを継続して創作しています。
また2011年よりインスタレーションとしても発表を始めます。東日本大震災後の福島の風景を題材とするサウンドインスタレーションや、日本における騒音問題に関するテキストを収集し、そのテキストを街宣車に乗って騒音として撒き散らすパフォーマンスを記録した作品などを展開。その後インスタレーション作品もシアターピースと同様にドキュメントとフィクションを織りまぜるようになります。
近年はインターネットやスマートフォンなどの技術による視聴覚空間の多様性を踏まえ、時間的・空間的に距離のあるものとの技術を介した繋がりを問う「再生と接続」をテーマとした活動を行なっています。再生とは文字どおり再び生まれることであり、居場所のない音に再び場所を与える行為と言えます。このような時間的に遠い過去や未来、また距離的に遠い場所で記録した音をいかにして再び「いま、ここ」という眼前に立ち上げるか(召喚するか)という活動を通して、現代における音の存在について検証を続けています。
C.V.
1981 山形県生まれ。京都拠点
2001-2005 京都造形芸術大学 映像・舞台芸術学科
シアターピース・パフォーマンス
2022《思弁的マンネリ解消プロジェクト トーキングヘッズ》城崎国際アートセンター (兵庫)
2021「トワイライトゾーニング」京都市東九条地域、崇仁地域 (京都) *ツアーパフォーマンス 小松千倫との共同プラン
2021「サウンドトラックフォーミッドナイト屯」KYOTO EXPERIMENT 2021 AUTUMN 比叡山山頂駐車場 (京都)
2021「パブリックアドレス - 音場」KUNSTENFESTIVALDESARTS Petit Varie (ブリュッセル)
2021「ゾンビとサウンドトラック」京都市京セラ美術館 講演室(京都)
2020「ラウドアーカイブス 2020、パブリックアドレス - 音場 2020、増幅する部屋 2020」SCOOL (東京)
2018「おじさんと海に行く話」京都芸術センター講堂 (京都)
2018「増幅する部屋」愛知県芸術劇場 小ホール (愛知)
2018「池は聞いている(ため池サウンドコレクションより)」丸亀市猪熊弦一郎現代美術館 (香川)
2016「男と女のビッグエコー」京都芸術センターフリースペース (京都)
2014「パブリックアドレス - 音場 2」ST スポット横浜 (神奈川)
2013「パブリックアドレス - 音場 2」アトリエ劇研 (京都)
2009「@ アッチ & コッチ N 市からの呼び声」アトリエ劇研 (京都)
個展
2022「ダンスしないか?」長野県立美術館 アートラボ (長野)
2022「そよ風のような、出会い」判断の尺度 Vol.3 gallery αM (東京)ゲストキュレーター千葉真智子(豊田市美術館学芸員)
2021「わたしとゾンビ」京都市京セラ美術館 ザ・トライアングル (京都)
2018「RECOLLECTION 36°×139° 寿楽荘 その一日の誕生」浦和ふれあい館、寿楽荘 (埼玉)
2016「Acoustic Device 騒音のための 5 楽章」トーキョーワンダーサイト本郷 (東京)
2016「煙にまかれたアーカイブス」京都芸術センターフリースペース (京都)
2012「横断の調べ : 福島の海岸へ釣りに行った男」にしすがも創造舎 (東京)
2012「煙にまかれたジュークボックス」にしすがも創造舎 (東京)
グループ展
2023「モノラルズ」WHITEHOUSE (東京)
2021「200 年をたがやす」秋田市文化創造館 (秋田)
2020「ISDRSI 磯人麗水」豊岡市美術館ほか (兵庫) *連名での展示
2019「としのこえ、とちのうた」旧豊田東高等学校内 (豊田)
2019「あいちトリエンナーレ地域展開事業 Windshield Time - わたしのフロントガラスから 現代美術 in 豊田」豊田市旧愛知銀行 (愛知)
2018「The Instrument Builders Project ‒ Circulating Echo」京都芸術センター (京都)
2018「野外展示|音羽川百景」音羽川砂防ダム (京都) *加納俊輔との 2 人展
2017「シンフォニー LDK」京都市立芸術大学ギャラリー @KCUA (京都)
2015「ALL NIGHT HAPS『DEMO』」HAPS (京都)
2015「Before Night Falls 夜になるまえに」ARTZONE (京都)
企画・共同構成・サウンドデザイン
2016「三人の女」(構成・映像 : 伊藤高志): あいちトリエンナーレ 映像プログラム 愛知県芸術劇場小ホール (愛知)
2016「《Showing》03 映像/三人の女」(構成・映像 : 伊藤高志)京都芸術劇場 春秋座 舞台上舞台 (京都)
2015「《Showing》02 写真/山びこのシーン」(構成・写真 : 加納俊輔) 京都芸術劇場 春秋座 舞台上舞台 (京都)
サウンドデザイン
2023 桜姫東文章 (木下歌舞伎、演出:岡田利規) あうるすぽっと (東京)、穂の国とよはし芸術劇場 PLAT 主ホール8 (豊橋)、 ロー ムシアター京都サウスホール (京都)、りゅーとぴあ新潟市民芸術文化会館劇場 (新潟)、久留米シティプラザ久留米座 (久留米)
2022 N (田村友一郎) KOTARO NUKAGA (東京)
2022 あいち 2022 見えざる手 (田村友一郎) 常々 (常滑)
2022 ワタシの迷宮劇場 声の劇場「影の顔の声」(森村泰昌) 京都市京セラ美術館 東山キューブ (京都)
2022 TOWER (BUS) (金氏撤平) 金沢 21 世紀美術館 アートバス (金沢)
2021 音で観るダンス 京都芸術センター フリースペース (京都)
2021 三人の女 (伊藤高志) 九州産業大学 (福岡)
2021 テイストレス (田村友一郎) 京都芸術劇場 春秋座 (京都)
2020 横浜トリエンナーレ 2020 エピソード 08《舎密/ The Story of C 》 (田村友一郎) 横浜美術館レクチャーホール (神奈川)
2020 tower(KITCHEN) (金氏徹平、ドットアーキテクツ) 前田珈琲 明倫店 (京都)
2020 Readings From Below《Eisenbrunnen/ 鉄泉》 (田村友一郎) Times Art Center Berlin (ベルリン)
2020 アウト、セーフ、フレーム (中川裕貴) ロームシアター京都サウスホール (京都)
2019 調査報告 -Der Detektiv-Bericht (田村友一郎) Modern Times (デュッセルドルフ)
2019 畏怖 /If (田村友一郎) (横浜トリエンナーレ 2020 エピソード 00 ソースの共有) プロット 48 (横浜)
2019 Stuck in the narrowest path (contact Gonzo) ADELAIDE FESTIVAL CENTRE (オーストラリア)
2019 Sky Eyes (田村友一郎) (話しているのは誰?現代美術に潜む文学) 国立新美術館 (東京)
2019 MJ (田村友一郎) 六本木クロッシング 2019 森美術館 (東京)
2018 プラータナー:憑依のポートレート (原作:ウティットヘンマームーン、作・演出:岡田利規) ポンピドゥ・セ ンター (フェ
スティバル・ドートンヌ・パリ/ジャポニスム 2018 公式企画)、チュラロンコーン大学文学部演劇学科 ソッサイパントゥムコーモン劇場 (バンコク)
2018 叫び声 (田村友一郎) 京都市立芸術大学ギャラリー @KCUA (京都)
2017 TOWER(THEATER) (金氏撤平) KYOTO EXPERIMENT 2017 ロームシアター京都 サウスホール (京都)
2017 午後 5 時 53 分まで ART CAMP TANGO 2017 音のある芸術祭 クロージングパフォーマンス 豪商稲葉本家、久美浜公園 (京都) * ライブパ
フォーマンス
2017 Selfhood (構成・演出・出演 : ミカエルモーリッセン) 京都芸術センターフリースペース (京都)
2017 TOWER(theater) (作・演出:2 人) TPAM|BankART Studio NYK (横浜) * with Kazumichi Komatsu
2016 オバケのスカルプチャー (金氏徹平) 丸亀市猪熊弦 一郎現代美術館 (香川) * ライブパフォーマンス with Kazumichi Komatsu
2016 オトづくりのオトとり (金氏徹平・岡田利規) 金沢 21 世紀美術館 (金沢) * ライブパフォーマンス with Kazumichi Komatsu
2016 「三人の女」(構成・映像 : 伊藤高志) あいちトリエンナーレ 映像プログラム 愛知県芸術劇場小ホール (愛知)
2016 「みちゆき」(作・松原俊太郎、演出・三浦基・地点) 愛知県芸術劇場小ホール (愛知)
2014 「腹は膝までたれさがる」(振付 : きたまり・白神ももこ、演出 : 筒井潤) 京都芸術センター (京都)、横浜のげシャーレ (神奈川)
2014 「最後の天使」(映像 : 伊藤高志) イメージフォーラムフェスティバル ImageForumFestival2014、オーバーハウゼン国際短編映画祭
Internationale Kurzfilmtage Oberhausen
2013 「石のような水」(作 : 松田正隆、演出・美術 : 松本雄吉) 京都芸術劇場 春秋座 (京都)、Festival/Tokyo 13・にしすがも創造舎 (東京)
2013 「Fit Back?」(振付・構成 : 松尾恵美、出演 : 今村達紀、塚原悠也 [contact Gonzo]) アトリエ劇研(京都)
2011 「HIROSHIMA - HAPCHEON : 二つの都市をめぐる展覧会」(演出 : 松田正隆・マレビトの会)
KYOTOEXPERIMENT2011・京都芸術センター (京都)、Festival/Tokyo 11・自由学園明日館講堂 (東京)、2011
Seoul Performing Arts Festival・HangukPerforming Arts Center - Studio High (ソウル)
2011 「都市日記 Tel Aviv - Jerusalem - Ramallah」(「松田正隆展~ 言葉にならない記憶を求めて」)早稲田大学演劇博物館 (東京)
2010 「甘い生活」(映像 : 伊藤高志) イメージフォーラムフェスティバル ImageForumFestival 2010
2010 「UBUROI」(作:アルフレッド=ジャリ、演出 : 松田正隆・マレビトの会) ARTCOMPLEX1928 (京都)
2010 「血の婚礼」(演出 : 松田正隆) NHK シアター · コレクション 2010・NHK みんなの広場ふれあいホール (東京)
2010 「IF」・「8PM」・「DOT」・「GIGI-GAGA」(映像 : 相原信洋)
2009 「声紋都市 - 父への手紙」(作・演出 : 松田正隆・マレビトの会) AI· HALL (兵庫)、フェスティバル/トーキョー Festival Tokyo 09 秋・
東京芸術劇場 (東京)
2009 「PARK CITY」(作・演出 : 松田正隆、写真 : 笹岡敬子) YCAM 山口情報芸術センター (山口)、滋賀県立芸術劇場 びわ湖ホール (滋賀)
2008 「DECTEE」(作:テレサハッキョンチャ、演出 : 松田正隆) 京都芸術劇場 スタジオ 21 (京都)
2008 「血の婚礼」(演出 : 松田正隆) アトリエ劇研 (京都)